自由

お年寄りの家での生活は基本的に「自由」です。
好きなものを自分のペ-スで食べて、好きなテレビ
を見て、寝る前に風呂に入って床に就く。

体と心に不具合が出て「施設」に入ると状況が
一変します。「施設」は沢山の人を限られた職員
でケアしますので、どうしても「効率」優先に
なってしまいます。「安心」「安全」「効率」を
追及すると個人の「自由」は大きく制限されます。

「平等」を求めると「自由」が制限されるのと同じ
ことです。「施設」が抱えているこの大きな矛盾を
職員が十分に理解して利用者への対応をしてゆかな
いと「上から目線」とか「ひどい言葉ずかい」に
繋がってしまいます。職務に忠実な職員ほど、思う
ように動いてくれない利用者にイライラし、ストレス
が溜まってしまいます。

職員一人ひとりの受け止め方の問題ではありますが、
「施設」として「効率の追及」を再検討しない限り
本当の意味での「在宅復帰」は難しいと思います。

これから進めて行く「自立支援」のケアを考え
本気で考え直してゆきたいと思います。

介護職って何だろう? 3

「認知症」への対応が難しいのは症状自体
もさることながら、医師、学者の統一見解
が明確でないため、多くの人が「認知症」
は脳の病気なので「治らない」と諦めてい
る。しかし、「認知症」は「環境」や「考え方」
の急激な変化が脳や体に影響を与え発症する
ものであり、適切な対応をすれば以前の状態
に戻ることが多いようです。

症状によって対応が変わるのは当然ですが、
殆んどの場合に考えてみなければならないのは

水・・水分不足・・一日1300ml以上
食事・・一日1500kcalくらい(脱低栄養)
排泄・・便秘の解消(下剤廃止)自力排泄
運動・・歩く、体を動かす。

これを守っていけばかなりの改善が期待できますが
一般的には長続きせず、終わってしまいます。

介護職が上記の重要性を深く認識し、チ-ムで
対応すれば、技術は磨かれ、工夫も生まれます。

さらに根本的な事は「認知症は治る」という
強い意識と「治してやろう」とする意欲だと
30年以上現場を見てきた竹内孝仁先生はいっ
ておられます。

認知症の問題は一筋縄ではいきませんが
考え方を間違えると高齢者施設を泥沼に引き
込むことになりかねません。それほど
「認知症」と思われる人の数は増えています。

「歩行」と「認知症」

施設に入所する人の二大「テ-マ」です。
真剣に取り組み確実に成果を上げている施設は
増えつつあります。(まだ100まではいか
ないようですが)

介護職が知識を磨き、工夫をこらし、他職種
のプロのサポ-トを得て、「自立支援」
「在宅復帰」に向けて、たゆまぬ努力をして
こそ、多くの人に喜ばれ、仕事に「生きがい」
を感じ「やりがいのある」職場を作れるのだと
思います。

「介護職」は「お世話」に終始している間は
「仕事に追われる、辛い、疲れる」と言いたく
なる世界であり、「ケアプラン」に基きチ-ム
で活動し、成果が目に見える様になるとしめた
もので、これが今までと同じ介護なのかと目を
疑うくらい、全体がレベルアップするものです
と竹内孝仁先生は言っておられます。

知っているのにやらないのは「怠慢」です。

介護職って何だろう? 2

新規入所者の殆んどは車椅子です。
介護職はまずこのことを理論的に分析し
「ケア計画」をしっかり作成すべきなのです。
「歩くこと」が自立支援の基本です。

歩行は  「排泄」
     「食事」
     「入浴」
     「洗面」
     「身の回りの仕末」 
の根本です。
どんなに大変でも、チ-ムプレイで取り組まない
限り、介護職は「プロ」にはなれません。
リハ等の支援を受けながら、何時も接している
介護がチ-ムで対応してこそ利用者に少しずつ
成果が生まれます。そして諦めることなく
このケア計画をチ-ムで追求しつずける時
自立支援に結びつく大きな成果が生まれる
はずです。

もう一つ大きな課題は「認知症」です。
具体例を含めて、又書きます。、、つづく    

介護職って何だろうか?

どこの施設でも一番人数が多いのは介護職です。
「大変な仕事ですね、よく頑張りますね、頭が下がります。」
こんな評価をいただく反面「プロ」としては評価されてない
と思われる面もあります。
看護、リハ、栄養士については世間でも「プロ」として一定の
評価がありますが「介護」については「お世話をする人」以上
の評価をもらえないのが現状なのかも知れません。

既に、「自立支援」「在宅復帰」に向けての介護による「ケアプラン」
は何処の施設でも十分に出来上がっているのですが、仲なか実行でき
ません。施設全体として本気で取り組まなければ成果が出ないほど
難しいし、大きな問題なのです。介護が「プロ」として評価される
かどうかは、この一点に懸かっていると思います。

本題に入る前に、常日頃、介護職がどんなことを考えているか
いくつか、書いてみます。

仕事に追われて、物を考える余裕がない。

もう3年になりますが、オムツ交換の毎日で
髪の毛に、においが纏わりつく感じがして前向きに
成りにくい思いが過ぎります。

一生懸命やってる割には、何故か軽く見られてる気がする。

「生きがい」「やりがい」が次第に薄くなっていく。

介護を家政婦みたいに思っている人を見るとガッカりする。

この様な介護職の想いに対して施設が本格的
答えを出し、実践してゆかない限り離職率は
下がらないし、介護の本当の「喜び」は生まれ
ないはずです。

つづく、、、(すぐに書きます)

歩く

 満月の輝き
 枡形山への遊歩道
 1月10日
 朝 4時30分 
 いつもどうりの散歩

 月の明かりはすごい
 道がはっきり見える
 寒い

 上り、平坦、下り
 を2度繰り返し
 約40分
 身体が温まる

 まだ半年ですが
 足腰の筋肉が強くなったのか
 腰痛は消えた

 歩く
 身体を動かす
 食べる
 寝る
 古来、生きてく基本

 乗り物が発達し
 歩くことが極端に減った昨今
 分かりにくい病気と病人が増えた
 病気の原因は
 自律神経のバランスの乱れ
 だという説が有力になってきたそうです

 歩かないと
 脳への刺激がなくなり
 自律神経は乱れるようです

 身体が持っている
 自然のリズムに反することを
 長く続けると
 心と身体に必ず影響が出る

 曰く
 うつ病、統合失調症、認知症
 糖尿病、高血圧
 脳梗塞、癌、心臓病、、、、、、

 歩くことが
 如何に大切かを思い知りました

 歩くことを忘れなければ
 病院も施設も
 半分ぐらい減らせるかもしりません

 自然のリズム
 に従って生きる
 ことを取り戻せば
 病気は寄り付かなくなります

 まずは「歩く」ことです